ステロイド剤でアトピーは治らない!体内の機能を低下させる副作用にも注意

ステロイド剤を使用した治療法として、 程度の強いもので症状を抑えながら段々と弱くしていき、 いずれは使用しなくてもよくなる。ということを提唱する医師もいますが、私にしてみたらそれは全くの机上の空論でしかありません。

そんな方法でステロイド剤から開放された人を私は知りません。

多くがステロイドの効かない身体になっていく恐怖を味わっていると思います。

薬というのは麻薬と一緒です。

身体はどんどん薬を欲しがるようになり、その効果はどんどん強いものにしていかなければ得られなくなっていきます。

そして必ず副作用を伴います。

ステロイド剤の数ある副作用の中でも、やはり一番の恐怖は体内の機能を低下させることでしょう。

これでは治療をしているのか悪化させているのかわかりません。

しかし我慢の出来ない痒みや痛みから、解放されたい気持ちになるのもわかります。


急な脱ステロイドは激しいリバウンドを起こし、耐えられずに再び使い始める人も多くいます。

数ヶ月間の脱ステロイド生活から再び使用を始めた時こそが最も危険な状態であり、身体はステロイドを今まで以上に欲しがって吸収が高まります。

これは急激なダイエットと一緒で、リバウンドの繰り返しで一層の悪循環を生む行為でしかありません。

精神的苦痛は身体にも、もちろん皮膚へも影響を及ぼします。

完全に断ち切る覚悟や環境でないならば、無理な脱ステロイドはお勧めしません。

ステロイド剤をどうするかに意識を置くのではなく、生活改善に徹底して取り組むことに意識を置いてください。



ステロイド地獄に陥らない効果的なステロイドの使い方

様々な問題がありながら対処療法のひとつであるステロイド剤ですが、その使用に際してステロイド地獄に陥らない方法を紹介しましょう。

チューブ原液では絶対に使用しないことです。
必ずワセリン等の保湿剤と薄めて使ってください。
最初は1:1からのスタートでもいいでしょう。

患部の状態を見ながらその割合を変えていってください。

乾燥は痒みを引き起こす原因になりますので、ワセリン等で薄めた軟膏を塗ってもすぐに粉を吹いた状態になってしまう人は、ガーゼで覆うといいでしょう。

しかし、あくまでこれも対処療法でしかないことを忘れないでください。

何度も繰り返しますが、生活改善を実践するというベースがあって、補助としてのステロイド剤の使用と捉えてください。

完全にステロイド剤に頼り切ることは、アトピー地獄からの脱出どころか、どんどん深みにはまっていくことになります。

アトピーを克服させるためには、対処療法は最低限に留め、徹底した生活改善の実践のもとに根治療を行わなければ、完治には辿り着けません。


アトピーを引き起こす原因を断ち切らない限り、一生この病気とステロイド剤の恐怖に悩まされることになります。

根治療と対処療法。あなたならどちらの方法を選びますか?

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