何をすればアトピーは治る?具体的な食生活の改善案

アトピーを改善するには野菜中心の食生活が大切です!

しかし、こういった食事をお勧めすると、「野菜ばかりで栄養不足になりませんか?」という方がいますが、現代人の、肉食を中心とした食事の方が、身体に必要なビタミン・ミネラルなどが大きく欠けていて、カロリーは高いけど、よほど栄養不足です。

玄米などの穀物を中心とした菜食は、身体に必要なビタミン・ミネラルなどがキチッと確保できます。


しかし数十年前に比べて野菜の栄養価は減っています。

ピーマンなのにピーマンの味がしません。

20年前と同じ栄養量を摂ろうとすると、その2~5倍の量を食べなくてはなりません。

しかし厚生省が発表している栄養価表は、数値の変更はされていないのです。

その理由は、栄養価表からメニューを作成する病院食等を作るのに、正しい数値を表示してしまうと医療費に含まれる食費負担が上がってしまうからです。

そんな野菜事情なので心配だと思われる方はサプリメント(健康補助食品)を摂取する方法もあります。

実はアメリカで生まれたサプリメントは、動物性たんぱく質を食べないベジタリアンが誕生した頃と同時期に始まっています。

肥満やガン・心筋梗塞などの血管系の病気が増加したときに見直されたのが、やはり食生活でした。

その原因としてあげられたのが、肉中心の食事だったのです。
肉食の及ぼす悪影響を知った人達がベジタリアンであることを主張しはじめた、そんな背景があったのです。



ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC・・・ビタミンの種類は全部でいくつ?

ビタミンについてですが、どれくらいご存知でしょう?

ABCに更に数字がついていたりしますね。

現在わかっている限りでは、ビタミンは13種類と言われています。

また水溶性と脂溶性に分類されます。

実は人間にとって必要であるビタミンにも関わらず、その実態は専門家でも把握しきれていません。

複雑に連なっているものでまだ研究途中の段階です。

少なくとも単純にビタミンCだけなどの摂り方では意味がないものと考えてください。


ここ数年で日本でもサプリメントは誰もが知るものとなりましたが、選択には注意が必要です。

安すぎるものは(例えば100円均一など問題外です)化学合成のものが多いです。

せっかくの食生活の改善も、粗悪なサプリメントでは害になってしまいます。

天然成分で良質なものを選んでください。


アトピー性皮膚炎も生活習慣病の1つ

つい数十年前までの日本は、 人間本来の理想的な食生活を送っていました。

その頃にはアトピー性皮膚炎も花粉症も喘息も、アレルギー性の病気はありませんでした。

頬が赤らんだり粉を吹いていても、 頭に出来た毒素のかさぶただって「放っておけば治る」と言われていましたし、実際そうでした。

日本人の食生活はわずか60年の間に欧米化が進み大きく変化しましたが、体内の構造や細胞まではそんなに急激には変わりません。

結果、それまでにはなかった病気が急増してしまったのです。

生活習慣病という言葉がありますが、アトピー性皮膚炎もまさしくそのひとつだと言えるでしょう。



人間は消化されたもので生きる!正しい食事の食べ方

さて、理想の食事がわかったところで次は食べ方です。

いくら良い食事でも、ただ食べればいいものではありません。

ちゃんと効率のいい食べ方があります。

最近は小学校などでも指導しているところもあるようですが「よく噛む」ことです。

一口で30~50回の咀嚼がベストです。
よく噛むことで、唾液が分泌されます。

唾液には消化酵素が含まれていますので、食べ物と混ざり合って分解がスムーズになります。

胃への負担が減り、消化吸収を助けてくれます。

またよく噛むことで脳を刺激して満腹感を得ます。

食べ始めて10分経たないと、脳は胃に入ってきた物を認識しません。

急いで食べたら物足りない、そう思ってさらに何かを食べようと手をつけると、満腹感に襲われて食べられなくなった。
そんな経験はありませんか?

肥満の原因にもなりますので、よく噛んでゆっくり食べることは大切なことです。

アレキサンドルリマという劇作家はこんな言葉を残しています。
「人間は食べ物で生きるにあらず、消化されたもので生きる」

大地は野菜や穀物の恵みを与えてくれました。
私達人間はその恵みを活用するために歯を使って食し、内臓で消化吸収します。
吸収して初めてその恩恵に授かるのです。

せっかくの食事を無駄にしないよう、しっかり噛むことを始めてみましょう。

最初は20回くらいでも大変に思いますが、これもだんだんと慣れていきます。

それともう1つ、食べ過ぎないということです。

昔から「腹八分目」と言います。
そこには科学的な根拠があることを、動物実験によって立証されました。

その内容は、一方のラットには餌を好き放題に食べさせます。
もう一方のラットは餌の量を腹六分目に制限しました。

この2匹のラットを比較すると、食事量を制限したラットの方が傷の回復が早く、腸内細菌の状態も良くなっていました。

新陳代謝が活発になりデトックスが出来ていると言えます。
アトピーには最も重要なことです。
また食べ過ぎの状態や、常に胃の中食べ物が入っていると負担がかかり、消化が充分に出来ないままで腸へと運ばれてしまいます。

栄養も吸収できず体温低下を招きます。
これでは悪循環が続きます。

目安は一日2~3食、程よく間を置いて胃の中が空になる時間を作るよう心がけてください。



水は飲み過ぎると代謝・内臓機能の低下につながる!理想的な水の摂取量は?

食生活改善のお話の最後はお水です。

ひとつは一日の摂取量を目安に飲みすぎないことです。

代謝の弱いアトピー性皮膚炎患者は処理しきれずに、かえって害になってしまう可能性もあります。

適度な量を摂取してください。

次に常温で飲むことです。

冷たい水はおいしいですが、体温36.5度にも達していない人には、余計に体を冷やしてしまいます。

代謝・内臓機能の低下に繋がります。

常温、または白湯くらいで飲むといいでしょう。

最後は一度に大量に飲まないことです。

約2リットルの水というと、「一日でそんなに飲めない」と、言われる方がいますが大丈夫です。

一気に2リットルを飲むわけではありません。

小分けにして飲みます。 運動・入浴前後は汗をかきますので、水分が必要になりますが、そのときだけに集中して一日分を飲んでは意味がありません。

汗は運動・入浴以外のときも出ています。

コップに一杯の水を何回かに分けて飲んでください。

運動したときはその汗の量と喉の乾きに応じて追加して飲みましょう。


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